今さらなキーワード等のmeta情報の設定

こんにちは!宇都宮市のホームページ作成事務所あっとほーむの藤本です。
お客様の中にはご自分でホームページ作成をするのがお好きな方やSEO対策に興味のある方がいらっしゃいまして、今回はそんな方向けの記事です。
ホームページには<header>という、ブラウザには表示されない部分がありまして、
その中に、meta情報とよばれる、キーワードや説明文などを記載する項目があります。
こちらの設定についてご説明いたします。
meta(メタ)タグとは?
Metaタグは、HTMLの <head>
内に書く情報で、ページの内容を検索エンジンやブラウザに伝える役割があります。
よく使われるのは:
- titleタグ:ページタイトル(検索結果に表示される)
- meta description:ページ説明(検索結果に表示されることもある)
- meta keywords:キーワード(かつて検索エンジンがランキング判断に使った)
meta keywordとは?
ページのテーマをキーワードで指定するタグで、昔は検索エンジン(Google、Yahoo!など)がランキングに利用していました。
が、現在はほぼ無意味です。
Google:ほぼ無視しています(ランキング要因ではない)。
Bing(Microsoft系):ほとんど使われていませんが、少し参照する可能性はある。
Yahoo!(日本):Google検索と同じアルゴリズムを使うので影響なし。
その他の小規模検索エンジン:読み取る場合もありますがシェアは小さい。
代わりに重要なSEO要素
- タイトルタグ(title)
- メタディスクリプション(description)
- 見出し(h1〜h3)
- 本文中の自然なキーワード使用
- 内部リンクや外部リンク
つまり、meta keywordsに力を入れるより、本文やタイトルに自然にキーワードを入れる方が効果的 です。
でも、あるからには設定しないわけにはかないじゃん・・・
ってことで、meta keywordを設定しますが、だいたい5つのキーワードが望ましいと言われています。
栃木県宇都宮市のホームページ作成の当事務所のmeta keywordを例えにお話ししますと、キーワードを『,(カンマ)』で区切るのですが、
宇都宮市,ホームページ作成
と
宇都宮市 ホームページ作成,
ではどちらが正しい?そして効果的なのでしょうか?
答えは後者となります。
まず、『宇都宮市,』で1キーワードと考えがちですが、『宇都宮市 ホームページ作成,』でも1キーワードの判断されます。
『宇都宮市』を1キーワードとして設定した場合、他業種もひっくるめて『宇都宮市』を含む他のサイトも拾いやすくなりますが、競合が多いので効果は薄くなりがちです。
それならば『宇都宮市 ホームページ作成,』の方が効果的といえます。
もちろん、ページの内容と全然関係のないキーワードは無意味です。
※1ワードと1ワードの間のスペースは、今回は分かりやすく全角スペースを入れましたが、実際は半角スペースです。
※検索エンジンはこの半角スペースで単語を区切り、フレーズとして認識します。
全角スペースにするとどうなる?
全角スペースは通常「文字の一部」として扱われることがあります。
そのため、検索エンジンが意図したキーワードとして正しく認識しない可能性があります。
全ページ同じキーワード設定で良いか?
同じサイト内で複数ページが同じキーワードで競合すると、どのページを上位表示させるか検索エンジンが迷うことがありますので、各ページ異なるキーワード設定が望ましいです。
title(タイトル)タグ
主に検索結果に表示される部分です。
主要キーワードを前半に置くと効果的です。
32文字程度が適切といわれています。
ちなみに私は|で区切るようにしています。
例:トップページの場合
ホームページ作成のあっとほーむ|栃木県宇都宮市のWebデザイン事務所
例:作成実績のページの場合
ホームページ作成実績|栃木県宇都宮市のWebデザイン事務所|あっとほーむ
meta descriptionとは?
検索結果に表示されるページの説明文です。
120文字程度が望ましいといわれています。
直接ランキング要因にはほとんど影響しません。
クリック率(CTR)には影響します。
なぜなら ユーザーが「読みたい」と思う文章ならクリックされやすくなるからです(^^)
頻繁に変更するのはマイナス!
検索エンジンに安定性が伝わらない
- Googleはページの内容をクロールして理解します。
descriptionが頻繁に変わると「このページのテーマが一定ではない」と判断されやすくなります。
クリック率のデータが安定しない
- クリック率は検索ランキングにも間接的に影響するので、毎回descriptionが変わると過去のCTRデータが活かされにくくなります。
SEO作業の効果が測れない
- どのdescriptionが効果的か検証できまへ~ん!
変更するなら、少なくとも3〜6か月以上 を目安に考えると良いです。
理由
- 検索エンジンのクロール周期
- Googleなどはページを定期的にクロール(情報を取得)します。
- 小規模サイトだと数週間〜数か月に1回しかクロールされないこともあります。
- 頻繁にdescriptionを変えると、クロール時に内容がコロコロ変わるため、安定した評価がつきにくくなります。
- クリック率データの蓄積
- CTR(検索結果でのクリック率)は日々計測されます。
- データが安定するまでに 最低でも1〜2か月は必要です。
- 頻繁にdescriptionを変えると、どの文章が効果的か検証できなくなります。
- 検索結果でのキャッシュやスニペット
- Googleは検索結果をキャッシュすることがあるため、変えてもすぐに反映されない場合があります。
栃木県宇都宮市にあるけどもっと広いエリアをターゲットにしたい場合!
Googleってローカル検索という、その人が検索した場所から近い結果を表示するんです。
例えば、宇都宮にいて『ホームページ作成』で検索した場合、宇都宮を中心としたホームページ作成業者が検索結果に表示されます。
でも、ホームページ作成業者の私としては、関東全域からもお仕事を受けたいと思っていたりすると、ローカル検索という機能には大変困ってします。
そんな場合は、こんな感じで対応します。
他の地域対応のページを作る
メインは「宇都宮市 ホームページ作成」ですが、サブページやサービス紹介ページで他の地域も入れます。
例:
/service/kanto
→ 関東対応ページ/service/tohoku
→ 東北対応ページ
それぞれに地域名+サービスを見出しや本文に入れます。
でも、このやり方だと中身が似てしまうんですよねぇ・・・(;^ω^)
メタディスクリプションやタイトルやコンテンツ内で地域名を自然に散りばめる
本文中に「東京、埼玉、千葉、神奈川、茨城、栃木」などを自然な文章で入れます。
例:
宇都宮市を拠点に、栃木県内はもちろん、東京・埼玉・千葉・神奈川など関東エリア全域、さらには東北地方のお客様のホームページ作成も承っております。
おっと!これGoogle様が読んだら、ウチが関東全域、東北地方もOKと誤解しそうだな・・・(;^ω^)
Googleビジネスプロフィール(旧Googleマイビジネス)も活用
当事務所ではGoogleマイビジネス登録も行います。
・本社は宇都宮市でも、サービス提供エリアを「関東・東北」まで設定可能です。
・写真・投稿・サービス説明に広域対応の文言を入れると検索に反映されやすくなります。
ブログやお知らせで地域+サービスを発信
私が週に2回、ブログ発信しているのはこれです!
雑談が多いブログ発信ですが、有難いことに毎回読んで下さるお客様がいて、アクセス数を増やしていただいております。
また、時々でも役に立つ情報を発信するとGoogleが提唱するEAATを満たしてくれます。
※EAAT(イーイーエーティー)とは、Googleが定めたウェブサイトやコンテンツの品質を評価するための基準で、Experience(経験)、Expertise(専門性)、Authoritativeness(権威性)、Trustworthiness(信頼性)の頭文字を取ったものです。この基準は、主に健康、安全、経済など人々の生活に大きく影響する分野で特に重視され、SEOにおいてコンテンツの信頼性を高めるための重要な指標となります。
以上、ご参考になれば幸いです。