娘の三者面談に行ってきました!


こんにちは!宇都宮市のホームページ作成事務所あっとほーむの藤本です。
高校生の娘の三者面談に行ってきました。
上の画像は私の高校1年生の頃の成績表です。
先日、実家で見つかりました。
成績は・・・ヤバイですよね・・・(;^ω^)
ちなみに高校1年の時の担任は変態でした。
話を戻しまして、三者面談では、担任の先生に、先日、私が娘に進学と就職について話したことを伝えました。
思い付きで話しても娘に上手く伝えられないと思い、手紙にしてそれを読む形で話をしたのですが、親として人として大変情けない内容で、掲載するか迷いましたが、もし、進学や就職などの進路や、特に奨学金を借りようかと悩む親御さんやお子さんがいたらご参考になればと思い掲載することにしました。
あなたの進学について
昨日、ばあの家での雑談で、あなたが
「私に進学って選択肢は無いんかい?」
と言っていたので、私も真剣に考えましたのでご一読いただければと思います。
ここでは、専門学校、短大、大学、とりあえずひとまとめの表現として、大学と言うのでご了承くださいね。
さて、本題に入ります。
あなたの高校後の進学については、ダメとは言いませんが、かなり慎重に考えて欲しいと思います。
何故ならウチにはあなたを大学に行かせるための十分なお金が無いからです。
お金のあるなしに関わらず、大金がかかることですし、人生の貴重な4年間(2年間)を使うわけですから、慎重に考えるべきですよね。
私は迂闊に奨学金を借りてしまいました
まず、あなたの最も身近な例として、私のことを話します。
私の両親には事業で失敗した大借金がありました。
そして学歴(大学)至上主義者でもありました。
私は成績が良くなかったし興味のある大学も無かったので、飛行機の整備士の専門学校に行こうかと考えていましたが、私が高校3年生になったある日、両親は私に、
「行ける大学があるなら大学に行け」
と言うので、
私は奨学金という400万円近い大借金をして名もなき大学に行くことにしたのですが、卒業後の返済は本当に地獄でした。
奨学金を借りて大学を卒業したらすぐに返済が始まります。
仕事に就けても就けなくても返済は始まります。
返済期間15年の、大借金の学生ローンです。
たとえ、就職した会社が合わなくて辞めたとしても、病気や怪我で働けなくなったとしても返済は付きまといます。
そうなると人生が行き詰まってしまうのです。
返済が滞ったら恐ろしいことが始まった・・・
実際、私はステップアップと考えて転職した会社がブラック企業だったため、危うく心が壊れる寸前で退職し、一念発起して自営の道を選びましたが、自営業が軌道に乗るまで何年もかかってしまったため、支払い猶予を使い果たしてしまい、支払いが滞り、取り立てに怯える日々がありました。
どんな事が起きるかと言うと、まず、借金を一括で払えという督促ハガキが私自身に届き、次に親に届き、最後は連帯保証人に届きます。
連帯保証人は、大丈夫なのか?と両親に連絡し、両親は、なんとかならんのか!?と私に連絡してきましたがどうにもなりませんでした。
数カ月を過ぎると今度は、毎月、債権回収会社から冷たい声の電話がかかって来て、今月は幾らをいつまでに払うか決めさせられました。
「今月は売り上げが少なくて返済が厳しいから待って欲しい」と頼んでも問答無用でした。
そして私は毎月2万円支払っていたのですが、ちゃんと払っていても2万円では利子を払ったことにしかならず、借金の元本は殆ど減らないという地獄が数年間続きました。
ちなみに奨学金(有利子の2種)は支払いが滞ると延滞利息が付く(滞納額に5%)ので、急に負担が大きくなります。
日本の奨学金は、名ばかりの学生ローンなのが分かりますね。
多分こんな感じ
借入額:360万円
利率(当時):5%(日本育英会 第二種奨学金想定)
返済期間:15年(180回)
返済方式:元利均等返済(毎月一定額)
月額返済額 ≈ 28,500円
総返済額 ≈ 28,500円 × 180回 ≈ 5,130,000円
利息総額 ≈ 5,130,000円 − 3,600,000円 ≈ 1,530,000円
奨学金(第二種)の返済と延滞利息の仕組み
通常利息(返済利息)
- これは借りた元金に対して発生する、通常の利息です。
- 例:元金400万円、利率5%の場合
→ 年間の利息は 400万円 × 5% = 20万円
延滞利息(罰則的利息)
- 返済が期限内にできなかった場合に発生する利息です。
- 元金の延滞額に対して年5%程度が課されます。
- 例:返済を滞納した場合、滞納した額に対して**追加で5%**の延滞利息がかかる
※現在は利率水準が大幅に下がりましたが、延滞利息は同じ5%ほどです。
※あくまで参考の数値です。間違っていたらすみません。
奨学金という借金があると人生が前に進まない
社会に出た瞬間から借金があると生活が苦しいだけでなく、借金があると住宅ローンは(これも借金)は組めないため、私は奨学金を完済するまで人生を前に進める事が出来ませんでした。
私が家を建てたのは何年前でしたか?
私が大学を卒業して何年経つでしょうか?
とてつもなく長い地獄だったのが分かりますね?
余談ですが、お母さん(妻)も奨学金を借りて短大を卒業したので、借金持ちどうしが結婚したわけでW借金地獄だったわけです。
(ママの方は金額も少なく、無利子でしたが・・・)
話を戻しますが、そんな地獄を私ひとりではどうにも出来なくなり、私は恥を忍んで弁護士に借金返済の相談をしました。
弁護士は学生支援機構(旧日本育英会)と交渉して、毎月2万円を絶対に遅れずに支払うという約束で、利子は無くなり、元本のみの返済で話をまとめてくれました。
弁護士費用は6万円ほどでした。
その後、数年で完済することが出来ましたが、もっと早く相談すれば良かったと思いました。
そして住宅ローンの審査が通った時、やっと奨学金地獄が終わったと思い、本当に嬉しかったです。
クレジットカードやローンの審査に影響!
※正確な情報ではありません。あくまで目安としてお考え下さい。
奨学金延滞と信用情報への影響(目安)
延滞期間 | 信用情報への影響 | クレジットカード・ローンへの影響 |
1か月~2か月 | 軽微な延滞情報として登録される場合あり | 新規カード発行やローン審査に軽く影響する可能性 |
3か月~6か月 | 延滞情報として登録確定 | 新規カード発行やローン審査で否決されやすくなる |
6か月~12か月 | 長期延滞扱い、信用情報に記録 | 既存カードも場合によって利用停止・強制解約の可能性 |
12か月以上 | 信用情報に長期延滞として記録 | ほとんどの新規信用取引は否決される。既存カード停止・強制解約の可能性高 |
延滞解消後 | 延滞情報は通常1~5年で消える(信用情報機関による) | 消去されるまでは審査に影響あり |
地獄は終わりじゃなかった
しかし地獄には続きがありました。
お金が無い・・・ていうか借金があるのに無計画に子供を大学に行かせた私の親はお金が無いまま年老いて、私や兄に世話になって長生きしています。
生活費を少しでも節約するために兄と私で弁当を作って差し入れしていますが、両親が亡くなった時の葬儀代、実家の取り壊し費用は恐らく足りないので、兄と私で補填することになるでしょう。
ということで、借金地獄は延々と世代を超えて続くのです。
ここで私が無計画にあなたを進学させたら、あなたもこの地獄に堕ちかねないのです。
兄も私もこの負の連鎖は甥っ子やあなたの代には絶対に残してはならないと考えています。
今は半数くらいの家庭が奨学金という借金をして大学に行かせる時代だそうですが、それは当たり前などではなく、とてつもなく異常で危険な事だと理解してください。
あなたが進学したいと言ったら・・・
もしあなたが進学したいと言ってきたら、私はまずどうすればお金の問題をクリアできるか考えます。
しかし残念ながら、学費や一人暮らしした場合の生活費の全額を賄うのは不可能そうなので、あなたは奨学金という借金をすることになるでしょう。
私が銀行から借金をしてあなたの学費や生活費に充てることも考えられますが、大学は義務教育ではないし、あなたがリスクを承知で進学するわけですから、あなた名義で奨学金を借りるべきと私は考えます。
しかも入学後、奨学金だけではお金が足りない場合、あなたは勉学よりアルバイトに追われる生活になる可能性があります。
私もそんな学生生活で、アルバイト漬けの日々もそれはそれで楽しかったのですが、卒業後は先ほど書いた借金地獄が始まります。
この生活に見合う価値のある進学先はありますか?
どうかそれをよく考えて欲しいと思います。
こんな進学希望は反対します
もしあなたが、なんとなく興味がある学部がある、学生生活を経験してみたい、一人暮らしをしてみたい、東京に住んでみたい・・・そんな理由で進学を希望したら私は反対します。
先ほど話したように、卒業後のリスクが大きすぎます。
もし、あなたが卒業後に『本当にやりたいこと』が見つかって、学び直しをしたいと思った時、奨学金という借金はあなたの人生の足かせにしかなりません。
でも、志望動機は曖昧でも、卒業後に生活が成り立ち、借金返済ができ、多少の貯金ができる職に就ける、稼げる資格が取れる大学への進学なら賛成です。
私の場合、『ここなら入れる』という理由だけで進学し、何も資格を取得せず卒業してしまったため、4年間を無駄に過ごしてしまいました。
興味のない資格だったとしても大学をもっと利用して資格や技術を取得すれば良かったと後悔しています。
それともうひとつ、音楽や絵画など芸術に秀でているあなたが、音大や芸大に進学をすると言ったら・・・、反対・・・は出来ないけど、かなり悩むと思います。
芸術を学びたい、没頭したいという明確な志望動機があったとしても、音大や芸大を卒業後の就職先はかなり限られるからです。
就職という選択肢
私は、もしあなたが進学先で、やりたいことや、学びたいこと、なりたい職業が無いなら、進学ではなく就職を選んでも良いと思います。
就職をしてお金を稼ぎ、貯金をして、常に身軽で自由でいることがとても大切だと思います。
なぜなら、本当にやりたいことや、学びたいこと、なりたい職業が見つかった時に、即行動に移せるからです。
その時に大学や専門学校に進学しても良いと思います。
もし、そうなった時は私もできる限りの援助をしたいと思います。
高卒だ、大卒だと、最終学歴を気にする人がいますが、入社後の給料や評価が最終学歴で変わってしまうような会社には入る必要はないと思います。
日本の大学は入るのは難しいけど出るのは簡単と言われます。(医療など専門職は別)
ほとんどの学生は入学時と大して変わらないスキルのまま卒業するそうです。(私のように)
ということは、本当に進学する価値のある大学はいかほどもない、最終学歴とスキルはあまり関係ないということが分かると思います。
重要なのは生きる(稼ぐ)力を身につけること
たとえば、あなたがプロのアーティストになる夢を持っていたとしたら、夢を追いかけるにもお金が必要です。
生活費や活動費を稼ぐのに、私がしたように時給いくらのアルバイト生活では、夢を追いかける時間は削られるだけです。
逆に効率よく短い時間でお金を稼ぐことが出来れば、より多くの時間を夢の追求に使うことが出来ますよね。
特別な夢が無くても、日々の生活に追われるより、心と体と時間とお金に余裕のある仕事や生活の方が良いですよね。
進学する、就職する、いずれにせよ、生きる(稼ぐ)力を身に付けられることを条件に含めて、考えてみてはいかがかと思います。
人生は一度きりなのであなたの好きに生きれば良いと思います。
親としては最短距離で正解を選んで欲しいとは思いますが、私がそうであるように、順番通りでなかったり遠回りしても大丈夫なので焦らず一生懸命やってください。
応援しています。