電気代が高いので炊飯器だけオフグリッド。

12V炊飯器『タケルくん』とポータブル電源

こんにちは!宇都宮市のホームページ作成事務所あっとほーむの藤本です。 
困ったことに電気代が高いですよね。

と言うことで、我が家では少しでも電気代を節約するために炊飯器だけオフグリッド化しました!(笑)


オフグリッドとは、電力会社の送電網(グリッド)に繋がっていない状態、または電力会社に頼らずとも電力を自給自足している状態を言うのだそうです。
で、我が家の炊飯器オフグリッドとはどんなかと言うと、ポータブル電源で炊飯器を動かして米を炊き、ソーラーパネルでポータブル電源を充電するというものです。


ポータブル電源とソーラーパネルは以前から車中泊で使っていた物ですが、炊飯器は自宅で使っている物はポータブル電源では消費電力が大きすぎて動かせないため、12Vで動く小型の炊飯器『タケルくん』を購入しました。

タケルくんは、最大1.5合炊きで、1合なら30分ほど、1.5合なら50分ほどで炊きあがります。
一応、保温機能はありますが保温はせず、食べる時に電子レンジで温めています。

ポーターブル電源は満充電で2回から3回の炊飯が可能です。
ただ、充電残量を減らしてしまうとソーラーパネルの充電が追い付かなくなるので1回炊飯したら丸1日充電して満充電に戻すようにしています。


晴れている日はウキウキするし曇りや雨の日は淋しい気持ちになり、改めて太陽の恵みを感じる日々を過ごしています。

1回の炊飯にかかる電気代は約5〜6円、6時間保温した場合にかかる電気代は約3〜4円だそうで、我が家では保温しっぱなしにする事が多かったので1000円くらい節電になると予想しています。

100Wのポータブルソーラーパネルと40,000mAhのポータブル電源

リーフ トゥ ホーム(LEAF to Home)

本格的なオフグリッドを目指すとなると、屋根にソーラーパネルを載せて蓄電池を設置すると言った大掛かりな工事が必要で、これでは電気代を先払いしているようなものであまり意味がありませんね。


そこで、日産リーフ(電気自動車)やトヨタ プリウス(PHV:プラグインハイブリッド)を蓄電池代わりに使用するEVパワーステーションと言うのがあるそうです。


EVパワーステーションとはどんなものかと言うと、安い深夜電力やソーラーパネルで発電した電気をリーフやプリウスなどの電気自動車やPHVに充電し、家庭の電気として使うというものです。

EVパワーステーションの価格は50万円ほどで工事代と合わせて100万円程度で導入が可能だそうです。


では、電気自動車のリーフはどれくらいの電力を賄えるのでしょうか?

日産のホームページによると、1日の使用電力を12kWh計算で現行のリーフ(60kW)なら4日分の電力を賄えるとありました。

参考までに、リーフの初期モデルは24kWと30kWで、現行モデルが60kW、アリアは60kWと90kWです。

災害時の備えとして

我が家では、災害が発生した時はとりあえずキャンピングカーに避難しようと考えています。

避難所に犬を連れていけなかったりするのと、避難所に行くよりアウトドア用品や缶詰、ポータブルトイレなどがあるキャンピングカーの方が装備が充実しているためです。

私のキャンピングカーの電力は115Ahのバッテリーが4個(蓄電容量は、12V×115Ah×4個=5,520Wh)で、一般家庭の使用電力には足りませんが、災害時に電気を使用する機器は照明とヒーターくらいですので節電すれば数日は持ちこたえられますし200Wのソーラーパネルを積んでいるので多少は充電することができます。

また、ヒーターはガソリンタンクから燃料が供給される仕組みですので、普段からガソリンは半分を切ったら給油するようにしています。


普段は楽しいアウトドア用品は、災害時の備えになりますので揃えてみてはいかがでしょうか?

あ、あと余談ですが、ポータブル電源は純正弦波の物がおすすめです。
疑似正弦波(修正正弦波)の物は安いですが、家電製品が正常に動作しない可能性が高いです。


それとポータブル電源は、災害時においてはヒーターなどの家電を動かすためではなくスマホなどの情報端末を充電するものと考えると良いと思います。
スマホの充電が切れて情報難民になることが最も恐ろしいですし、寒い、暗い、煮炊きは焚火すれば良いわけです。

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