我が家の幸福の木、挿し木したら寿命はリセットされるの?!


こんにちは!宇都宮市のホームページ作成事務所あっとほーむの藤本です。

我が家には30年以上の付き合いになる『幸福の木』があります。

私が18歳の大学生の一人暮らしの時に、幸福の木の小さな鉢植えを買ったのがきっかけでした。



その後、この木は成長し、天井に届くようになり、その度にいくつかに切って挿し木して、友人知人に譲ったりして現在に至ります。

何度か花が咲いたこともあります。


ふと思ったのですが、挿し木したとはいえ、元々は30年生き続けている木なので、寿命がくることはないのでしょうか?

ネットで『幸福の木 寿命』と調べてみても『20年以上育てることが可能』という情報があるくらいで、既に30年以上の我が家の幸福の木はいったいどういう状況なのでしょうか?

疑問に思ったので調べてみることにしました。

なんと!挿し木で増やした植物の寿命は「リセット」される!

いやはやビックリしました!

挿し木で増えた幸福の木は、遺伝的には元の木と同一のクローンで「DNA的には同じ個体」と言えますが、寿命=DNAの年齢ではないため、寿命がまったく同じになるわけではないそうです!

植物の寿命には「細胞の老化」や「生理的限界」が関係していますが、挿し木の場合は新しく根や茎を形成するため、若返る要素があるそうで、つまり、挿し木で生まれた株は『部分的な再スタート』を切っていると考えられ、元の木が30年経っていても、挿し木した株が新たに20年~30年生きる可能性があるとのこと!




ってことは、挿し木した1番下の幹は最初に寿命を終えるってこと?!



「1番下の幹」は最初に寿命を迎える可能性が高い!

最初に植えた株の幹や根の細胞は、30年分のダメージや老化を蓄積していて、水の吸収や栄養の運搬が衰えるなどの変化が出てきます。

特に根の老化は植物の生存に直結するため、根がダメになると地上部も枯れやすくなります

逆に挿し木は「若返り」に近い現象!

挿し木によって新しい根が出ると、その根は新しく形成された若い細胞であり、これによって、新しい個体としての寿命がある程度リセットされるんだそうです!!


つまり!


最初の株は幹も根も30歳 → 近いうちに自然に枯れる可能性が高い(しかしもう我が家には無い)

その株から3年前に挿し木した子株 → 根は3歳 → まだまだ元気(我が家の現役)




ってことは、我が家にある幸福の木はまだ3歳!!



私より確実に長生きしますね・・・(;^ω^)


これからも幸せのバロメーターとして大切に、仲良くやって行こうと思います(^^)